木曜日の午前中、住民票を取寄せるため出かけようと準備していた時、
電話が鳴りました。

電話の内容は、「ホームページを見て、電気工事業の新規登録申請を
考えていて、相談したい」ということでした。

事業主さんは第二種電気工事士の免状を持っていて3年以上の実務
経験があり、 実務証明書の作成も当日にそろえることが可能。

急ぎということもあって、私が事業主の事務所を訪問しました。

約束の時間少し前に到着して、電話主である事業主さんと面談。

当事務所で作成しているチェックリストに沿って、現状を確認しました。

申請する主体は誰か ① 個人事業主
建設業許可の有無 ① 建設業許可を取得していない
事業者・法人役員・主任電気工事士の
登録拒否要件
② 登録拒否要件に該当していない
主任電気工事士の確認
(登録・届出の場合)
② 第二種電気工事士免状と実務経験3年以上
電気工事業の種類 ① 一般用電気工作物のみ
営業所の形態 電気工事の施工の管理を行う店舗である。
※本店、支店、営業所、出張所等の名称は
問いません。
営業所の所在地はどこですか ① 自宅・本店と営業所を兼ねている
営業所の設置区分 ① 一の都道府県の区域のみに営業所を設置置
営業所に主任電気工事士をおいていますか
(登録・届出の場合)
① 営業所に主任電気工事士をおいている
主任電気工事士は誰か
(登録・届出の場合)
① 申請者本人である
営業所ごとに測定器具を備え付けているか ① 測定器具を備え付けている

チェックリストを確認後、申請可能と判断して事業主さんと話を進めました。
そのまま、電気工事業登録申請書作成・提出代行の依頼をいただきました。

建設業許可取得を考えているようなので、準備しておいた方がよいと思われる
書類についていろいろ話し、主任電気工事士の実務経験証明書の作成例を
渡して準備していただくようお願いしました。

当初から、急ぎということもあって金曜日、または、週明けの月曜日に申請という
案を提示して、金曜日に申請することとなりました。

私はというと、第二種電気工事士の免状の写しなど書類をいただき、事務所に
戻って申請書の作成。

翌日の金曜日の10時には、用意していただいた実務経験証明書の内容・押印を
確認して、登録電気工事業者登録申請書、誓約書、委任状に押印、申請
手数料と当事務所の報酬をいただきました。

昼には、申請窓口にいって、委任状と身分証明書を提示して申請。
指摘されることもなく申請完了。
2週間後には、登録証が届くことでしょう。

 

電気工事業の登録申請では、要件と必要書類さえ整っていれば、今回のように
早々にも申請が可能です。